2007年7月11日水曜日

ジェラシーが産んだMVP




「イチローはWBC以降 性格が明るくなった」

と言われる




ボクはそうは思わない

イチローが明るくない訳じゃない

昔から明るかったんだと思う





ここからはあくまでもボクの想像だが

反骨心に似た「ふてくされ」じゃないかと思う

その対象は松井秀喜だ





90年代 長島茂雄が現役を去った野球界

ヒーローが必要だった

ヒーローを作らなければならなかった





そのターゲットになったのは松井だった

条件は ホームランバッター

そして盟主巨人でなければならなかった






おそらくイチローはふれくされた

210本打ったときは確かに明るい青年だった

松井の性格が過剰に評価されるにつれて

イチローはどんどんふてくされた




そして「イチローは感情を表さない暗いヤツ」

などとも言われるようになった





しかしイチローには好都合だったのかもしれない

イチローのは「ふれくされ」を燃料に

才能を発揮する能力があったから






ボクが思うに

日本で溜まった「ふてくされ燃料」が

メジャーで爆発したのではと





元プロレスラー馳浩は

「レスラーはジェラシーで闘う」と言う





おそらくそれはイチローで言う「ふてくされ」

すべてのスポーツに言えるのではないかと思う






ジェラシーがないスポーツ選手を想像してほしい

活躍できるとは考えがたい




二人が引退したときのぶっちゃけ対談が何よりも楽しみだ




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